2016年7月13日、東京で行われた危機管理・災害対策の商談展である「オフィス防災EXPO2016」で、オフィス・工場・ビル向けのあらゆる災害対策製品・サービスが一堂に出展し、企業・自治体・学校・病院などの総務・防災担当者と活発な商談が行われました。
このイベント内で、年間で最も優れた非常食を決める「第一回日本災害食大賞」が開催されました。
「美味しさ部門」「機能性部門」「新製品部門」で争われた中で、機能性部門1位となったのが超長期12年保存水「DSW PREMIUM 12 YEARS」でした。
そこで、今日は業界や総務・防災担当者が注目すべくこの防災アイテムをご紹介したいと思います。
目次
超長期12年保存水「DSW PREMIUM 12 YEARS」とは
画像引用元:株式会社ユニーク総合防災より
この超長期12年保存水とは一体どんな「水」なのでしょうか。
開発元である株式会社ユニーク総合防災さん(以下、ユニーク総合防災)のプレスリリースを基にご紹介したいと思います。
海洋深層水を飲用化に成功
高知県・室戸岬沖で採水された海洋深層水を使用し、1990年に世界に先駆けて、海洋深層水を飲用化に成功した㈱浅川自然食品工業の高度な製造技術により、この12年保存水が実現いたしました。
- 室戸岬沖水深374メートルから取水し、外気に触れることなく工場まで直結パイプで引水
- 海水淡水化装置から除菌フィルターを通す
- 132度の高温殺菌により完全に無菌状態の水を造る
- 熱交換機で85度まで水温を下げたのち、クリーンルーム(無菌の風を吹き込む)にて耐熱ペットボトルに満量充填
- キャップは紫外線殺菌
- 転倒殺菌を含め幾重にも細菌・カビ対策を施す
- 外箱(段ボール)も長期保存を考慮し、通常保存水に使用されているシングルフルートでなく、強度の高いダブルフルートを使用
超長期12年保存水「DSW PREMIUM 12 YEARS」が生まれた背景
ユニーク総合防災さんは、プレスリリースの中でこの超長期保存水が生まれた背景をこう紹介しています。
2011年3月11日に発生した東日本大震災より5年目に入り、震災後に導入された保存水と保存食は、今年度と来年度で買い替えが日本中で行われます。
5年という区切りの時期に問題となっているのが、保存水買い替えの際に生じる保存水処分の問題です。
保存規模の大きい自治体、企業、病院、学校などは、備蓄スペースも限られ、現在備蓄している保存水を処分しないかぎり新しい保存水を入れることができず、古い保存水は一斉処分(廃棄処分)が多く、費用もかなりかかります。
そこで弊社では、この問題の一つの対策として、12年という超長期の保存水を発売することを、この度決定いたしました。
このように、保存水に付きまとう課題のひとつである「保存水の買い替え問題」をどうにか解決すべく、開発・販売することを決定しました。
超長期12年保存水「DSW PREMIUM 12 YEARS」はAmazonで購入が可能
その他の保存水をお求めの方はコチラをご覧ください。