非常食として缶詰は定番中の定番です。
アルファ米やレトルト食品などと一緒に備えておくといいでしょう。
しかし、台風をはじめとした自然災害はいつ起こるかわかりません。
備えたはいいが、何も起こらずに賞味期限が切れてしまったなんてこともあるでしょう。
そこで、比較的賞味期限の長い缶詰ですが、その賞味期限が切れたら食べられないのかを解説したいと思います。
目次
缶詰の賞味期限
賞味期限は缶のフタ部分や裏に記載されていて、メーカーが「美味しく食べられる期限」として保証しています。
しかし、缶詰は賞味期限を過ぎたからと言って、すぐに食べられなくなることはありません。
缶詰は賞味期限を過ぎても長期保存がきく
缶詰はその製造工程の中で加熱処理を行います。
加熱処理を行うことで、腐敗の原因となる缶詰の中の微生物を殺菌します。
このため、保管中に新たに微生物が缶詰に侵入することがなければ、賞味期限を過ぎても未開封なら5年から10年、それ以上に中身が腐ることなく長期保存が可能です。
したがって、未開封の缶詰であれば、賞味期限を過ぎても食品としての安全性や衛生面においても問題はありません。
未開封であっても環境によっては賞味期限前に危険
- 高温多湿な環境
- 上に物が置かれていたりして缶詰が変形している
また賞味期限内でも一度開封したものは速やかに食べ切るようにして、もし食べ残す場合は冷蔵庫などで保存し2~3日以内に食べ切るようにしましょう。
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賞味期限の長い缶詰「サバイバルフーズ」とは
通常の缶詰の賞味期限が3~5年なのに対して、常温(24度以下)で25年もの長期保存が可能な缶詰があります。
サバイバルフーズの特徴
サバイバルフーズはNASAでも認められている非常食・保存食で、高度なフリーズドライ技術を用いて25年もの長期保存を可能にしています。
サバイバルフーズの種類には、クラッカーとシチュー、雑炊、パスタ、マカロニの5つがあり、バリエーションも豊富で、火を起こすことができなくても水があれば食べることができます(クラッカーはそのまま食べられます)。
サバイバルフーズの種類
サバイバルフーズはAmazonでも取扱いをしていますが、自然災害の前後では売りきれとなるケースが多々見られますので、早めに購入されることをお勧めします。
サバイバルフーズ 大缶 クラッカー
サバイバルフーズ 大缶 野菜シチュー
サバイバルフーズ 大缶 野菜のクリームパスタ
サバイバルフーズ 大缶 マカロニ アンド チーズ
サバイバルフーズ 洋風えび雑炊
これらのサバイバルフーズには大缶だけでなく、小さいサイズの「小缶」やファミリーセットなどもありますので、家族構成や購入する人数なども考慮して選ぶといいでしょう。
25年長期保存可能なサバイバルフーズとは?作り方と種類・味のまとめ