非常食と保存食

非常食の定番である「アルファ米」って美味しいの?

投稿日:2016年9月30日 更新日:

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非常食にアルファ米を準備していますか?
え?普通のお米と違うんですか?

非常食を準備しようとしたとき、今では必ずと言っていいほど出てくる「アルファ米」ですが、そもそもアルファ米とはどんなものなのでしょうか?

非常食でよく聞く「アルファ米」とは

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アルファ米とは、生米(ベータ)ではなく、炊飯した(アルファ化)状態で急速に乾燥させたもので、火を使わずに水やお湯で戻すだけで食べることができます。

アルファ米って一度炊いたお米のことなんですね。

アルファ米の特徴

アルファ米を簡単に言うと、お米ではなく「ご飯」を乾燥させたものです。

そもそもお米はデンプンが主成分で、そのままでは消化吸収がしにくく、私たちが食べるときはお米を炊いたりして加熱処理をすることで消化吸収しやすくしています。

しかし、一旦加熱したデンプンは、水分が多いと時間の経過とともに消化吸収しにくい元の状態に戻ってしまいます。

一度炊いたご飯は、時間が経つと消化吸収しにくい状態に戻っちゃうんですね・・・
このようにデンプンが元の状態に戻らないように、炊き立てのご飯を急速に乾燥させ、消化吸収できるデンプンのままにしたものが「アルファ米」です。

アルファ米が開発されたきっかけ

アルファ米は、第二次世界大戦中に生まれました。
え?そんな古い歴史があるんですか?

炊飯せずに水を加えるだけで食べられる「ご飯の軍糧食」として、尾西食品の創業者である尾西敏保氏が旧日本海軍の潜水艦の乗務員だったときの経験から開発されました。

そして、平成7年の阪神淡路大震災をきっかけに評価が上がり、その後に起こった中越地震や東日本大震災では、震災直後から非常食として多くの被災者や救援者を救いました。

それまでは、非常食は「まずい」「栄養が偏っている」と言うイメージがありましたが、アルファ米が開発され普及してきたことで、「災害時にもご飯が食べられる」と言う安心感を得られるようになりました。

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アルファ米の味と食べ方の工夫

アルファ米が活躍するときは、電気・ガス・水道などのライフラインが遮断されたときでしょう。

そう言ったときでも、常備していた、もしくは配給される水だけでご飯が食べられるのがアルファ米です。

炊き立てのご飯と比べたら、水で戻すご飯ですから物足りなさは正直感じるでしょう。

しかし、「ご飯が食べられる」と言う安心感に代わるものはないですから、いかに味付けを工夫して食べるかを考えれば問題はないはずです。

物足りなさは「工夫」でのり切ると言うことですね。

アルファ米の商品の種類と味付け

アルファ米には白米だけでなく、数多くのバリエーションが存在します。

そこで、Amazonで購入することができる尾西食品株式会社のアルファ米をいくつかご紹介したいと思います。

アルファ米 五目ごはん

アルファ米 わかめごはん

アルファ米 ドライカレー

アルファ米 乾燥がゆ白がゆ

アルファ米 乾燥がゆ梅がゆ

アルファ米 赤飯

アルファ米 チキンライス

アルファ米 えびピラフ

アルファ米 山菜おこわ

アルファ米 松茸ごはん

アルファ米 携帯おにぎり(鮭)

アルファ米 白米

現在、アルファ米にはこれだけの種類があります。

レトルトのカレーや調味料があればさらにバリエーションを増やすことも可能です。

いろんなバリエーションがあるので飽きなさそうです。
1個ずつ購入することも可能ですので、味を確かめて自分好みのアルファ米をまとめて購入するといいかもしれませんね。







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