台風の接近・上陸に備えるために個人でもできることはあります。
しっかりとした備えをすることで自分や家族の身を守ることだけでなく、他人の命や財産を守ることにも繋がります。
目次
家の中で準備したい台風対策グッズ
家の中で準備をするということは、台風で外に出られなかったり、外から避難してきたときに必要なものを準備するということになります。
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1. 停電時に使える懐中電灯
台風が接近すると、強風や倒木により電線が切れたりして停電になることがあります。
真っ暗の室内では家具や家電などにつまづいたりして、予期せぬケガをすることがありますので注意が必要です。
ここでは、Amazonと防災ショップの2つをご紹介します。
2. 断水時にも飲料水を確保できるペットボトルやウォーターサーバー
台風の大雨や強風によって水道管が破損したり、マンションなどの貯水タンクが破損したりすると水道が断水する場合があります。
1日に大人1人が必要とする飲料水の量は1日あたり3リットルと言われています。
夫婦で1週間分を備蓄しようと考えると、合計で42リットルが必要となります(2リットルのペットボトル21本)。
しかしこれだけの量を常備するのは大変です。そのためにも最低でも3日分(1人9リットル)を準備するようにしましょう。
また停電時でも常温であれば飲料水として飲むことは可能ですし、電気が復旧すれば熱湯を利用することもできますので、小さなお子さんのいる家庭では粉ミルクの調乳にも利用できますし、温かいスープやお茶を飲むこともできます。
以下におすすめのウォーターサーバーを3つご紹介します。
おすすめウォーターサーバー3選
数種類の天然水の中から選ぶことができて、設置台やレンタル代も無料ならコスト的にも安心しながら非常時に備えることができます。
家族の人数や飲料水の量などを計算して、どれくらいの水が必要か、そしてどのウォーターサーバーが適当かを今のうちに確認しておきましょう。
台風対策としての「飲料水の大切さ」はこちらにもまとめてありますのでご覧ください。
未開封であることが前提ですが、12年もの長期間保存できるとなると、買い替えなどの面倒な作業も省くことができおすすめです。
3. 最低3日分の非常食
また、停電になった場合には冷蔵庫も使えなくなってしまいますので、衛生面を考慮して生ものなどを食べるのは避けるようにしましょう。
台風などの被害に遭うなどの非常時には、火を通さなくても食べられるものや、水を加えただけで調理できたり、着火剤のついているものを選ぶようにしましょう。
4. 防災グッズセット
防災グッズのセットを持っていれば、災害に遭った際に(台風以外でも)安全に避難したり、最低限の食べ物を確保できたり、ケガをした場合などには応急処置もできます。
しかし、防災グッズも数多く販売されていて、何をどう選べばいいのかわからない人も多いかもしれません。
そこでお勧めなのが、防災士が監修する防災グッズセットです。
おすすめはこちらの「シェルターラピタ」で、Amazonや楽天で購入ができます。
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家の外で準備したい台風対策と防災グッズ
台風が接近する前に、家の外にも注意を払いましょう。
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6. 窓ガラスを補強しておく
台風による強風はそればかりでなく、小石や木の枝、壊れたものの破片、瓦礫など様々なものが飛んできます。
飛んできたものがガラスに当たり割れると、家の中が水浸しになるだけでなく、割れたガラスの破片などでケガをする可能性もあります。
7. ベランダなどの不要なものを片付ける
ベランダに洗濯バサミや植木鉢などがある家庭も多いでしょう。
台風が接近してくると、強風でこれらのものが飛ばされる危険性が高まります。
飛ばされた洗濯バサミや植木鉢は窓ガラスにぶつかったり、階下へ落下したり、隣りの家の窓ガラスを割ってしまう可能性があります。
8. 雨戸にガタツキはないか確認をしておく
雨戸にガタツキがあったり、レールにゴミが溜まってたりすると、雨戸の閉まりが悪かったり強風で飛んで行ってしまうことがあります。
- 飛んだ雨戸でケガをする人が出る可能性がある
- 飛んだ雨戸で第三者の家や車を破壊する可能性がある
- 雨戸がなくなってガラスがむき出しになり、窓が割れやすくなる
このような危険を防ぐためにも、天気の良い日にしっかりと雨戸のメンテナンスを行っておきましょう。
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9. 屋根や外壁に痛みがあれば補強しておく
台風が過ぎ去ると屋根がめくれていたり、瓦がずれていることがあります。
修理せずにそのままにしておくと、台風で瓦が飛んでしまって他人に迷惑をかけてしまったり、雨漏りの原因にもなります。
外壁についても同じことが言えます。
年月が経つと外壁がめくれあがったりヒビが入ったりすることがあります。
これをそのままにしておくと、台風によって雨風が吹き付けることで雨水が内部に染みわたり、雨漏りや壁内の腐食の原因になってしまいます。
台風のシーズン前に一度確認しておくといいでしょう。そして修理が必要と判断したら早めに業者に依頼して修理を済ませることが必要です。
こちらで簡単に無料で見積もりを取ることができますので、一度「どれくらいで修理ができるのか」を確認しておきましょう。
10. 土嚢を準備しておく
溢れた雨水や河川の洪水による浸水を防ぐために土嚢(どのう)を準備しておくと便利です。
しかし通常の土嚢は中に土が入っているため、重く保管が大変です。そこで、土ではなく吸水ポリマーが入っている土嚢がおすすめです。
使わないときは薄く折り畳むこともできますので保管も簡単です。
すべてに共通することですが、台風が来てからでは遅いと認識しておくことが重要です。
特に夏から秋にかけては台風が上陸するケースが増えますので、春頃には準備をしておくことをお勧めします。
また、車の運転中には水没の危険もありますので、事前に必要なものを揃えておきましょう。
車が万が一水没してしまったときの対処法についてはこちらにまとめてありますのでご覧ください。