台風の被害には大雨による洪水、暴風による家屋などの被害、高波、河川の氾濫などがあります。
防災グッズや非常食の備蓄を準備することも必要ですが、自分が住んでいる地域にどんな災害が起きやすいのかを知っておくことも重要です。
そこで、国土交通省が運営しているハザードマップポータルサイトの中にある「わがまちハザードマップ」とその使い方(PC画面)をご紹介します。
国土交通省ハザードマップポータルサイト
ハザードマップポータルサイトは国土交通省国土地理院応用地理部防災地理課が運営しており、主に以下の7つの災害情報を確認することができます。
- 洪水ハザードマップ
- 内水ハザードマップ
- 高潮ハザードマップ
- 津波ハザードマップ
- 土砂災害ハザードマップ
- 火山ハザードマップ
- 地震・防災危険度マップ
これらの7つのハザードマップは、ポータルサイト内の「わがまちハザードマップ」で確認することができます。
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「わがまちハザードマップ」の使い方
例えば自分の住んでいる地域(ここでは千葉県千葉市在住とします)に台風が上陸して大雨による洪水が起きたらどうなるのか、このような不安を払拭するために「洪水ハザードマップ」を利用したいとします。
まずは国土交通省ハザードマップポータルサイトの中にあるわがまちハザードマップをクリックします。
以下の画面を開いたら画面左上の「災害種別から選択する」をクリックします。
すると、7つのハザードマップのうちどれを選択するかを選ぶ画面が出てきますので、ここで「洪水ハザードマップ」を選択しクリックします。
青く染まった日本地図が表示されたら地図上の千葉県をクリックします。
画面右上にある「地域選択」で直接お住まいの都道府県や市区町村を入力しても同じように検索ができます。
クリックすると千葉県がクローズアップされ、市町村を選ぶ画面に切り替わります。
「千葉市」をクリックすると、千葉市が公開しているハザードマップのURLを開くかどうかを聞いてきますので、その部分をクリックします。
すると千葉市の公式ホームページへ移動して、千葉市が公開している洪水ハザードマップを確認することができます。
大切なのは台風が上陸する前に、確認をしておくこと
人は困難に直面したとき初めて動き出すことが多いと言われています。
しかし、本当に自分の目の前に危険が迫ってくると体が硬直して身動きが取れなくなることもあります。
そうならないためにも、台風がお住まいの地域に迫ってくる前にハザードマップを使って確認しておくことが重要です。
- 氾濫しそうな河川は近くにないか
- どの地域が洪水になりやすいか
- 安全な避難場所はどこか
- 安全な避難経路はどこか
これらの情報を前もって家族で共有しておくといいでしょう。